高齢者疑似体験  

      ~うらしま太郎体験~

 令和2年6月19日、岩手県高齢者総合支援センターにて、高齢者疑似体験をしてまいりました。

 

 長寿化社会である現代において、高齢者についての認識理解するため、体験を通して自分の高齢化像を見直してみたり、高齢者に対しての自分の対応や、高齢者にも個別性があることを理解し、自分ができること・やるべきことを考える必要があると感じることができました。

 うらしま太郎体験ついて

  ・耳栓をし、周囲の音を聞こえにくくする。→老人性難聴に特有の聞き難さを再現

  ・特殊な色の眼鏡を装着 → 加齢によって生じる白内障等の色覚変化や視界のぼやけ・狭窄を疑似再現

  ・手首・肘サポーター+手袋&ウェイト → 関節を固定することで可動域を狭め、手袋による感覚の鈍化による紙幣等の

   つまみにくさ/つかみにくさ・めくりにくさ・落としやすさの再現。

  ・荷重チョッキ及び膝関節固定サポーター/足首固定バンド → 加齢に伴う前屈み姿勢の再現と、歩きにくさ・つまづきやすさを

   の体感。

  

  実際これら装具を装備すると、杖の補助無しでは移動に不便さを感じ、色の判別もできなくなるため、文字が読めず、

  耳が聞こえないため周囲の状況がまるで誰もいないかのように感じられなくなります。

  よくスーパーの会計で、小銭を出して数える光景を見ますが、指で小銭が摘まめず・小銭の種類がわからず・金額がいくら

​  なのかが目視しにくく時間がかかる。まさに前述の通りの光景となります。

​  センターの方は、「急に老化するわけではないので実際はここまでの不便さは感じられない」というお話でしたが、

  生活するにあたって、想像以上に肉体的・精神的負荷が大きく、自身の老後及び現在の高齢化社会について色々と

  考えなければならない状況であることを実体験を以って学べる、とても貴重な体験でした。

  こういった体験を通じて、交通弱者の立場・視点からの効果的な交通安全対策等を普及していくことを使命とし、

​  優しい社会に貢献できるよう、努めて参りたいと思います。

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